夢って不思議だね、こんなにある幻想物語

トラスティベル ~ショパンの夢~ ③

物語 あらすじ②

第4章 華麗なる大円舞曲

アレグリットたちと離れ離れになってしまったポルカ達は、バロックの船によって救助されていた。船長のクレッシェンドに助けを貰った礼を言い、ただで止めてもらうのは落ち着かないとして何か手伝いたいと申し出るポルカだが、クレッシェンドからポルカのゆっくりしていいと言うのだった。

その晩、ポルカとショパンが甲板で星を眺めていると、ショパンはポルカに自分の妹であるエミリアのことを話し話し始める。結核によってわずか14歳という若さで命を落としてしまった最愛の妹に対して、神はどうしてこうも無慈悲なのかと憎しみの丈を綴るが、ポルカにエミリアはショパンに心の中で生き続けているという。

その言葉を聞いて感銘を得たショパンだったが、そこへ突如として海賊船がバロックの船を襲撃してきたのである。事態の把握にポルカ達はクレッシェンドに尋ねに行くと、彼によればこの海賊船によってフォルテ領とバロック領が荒らされているために、定期便が立ち止まっている状態だと語る。バロックの船を守るために、クレッシェンドの制止を振り切ってポルカ達は海賊船へと乗り込んで言った。立ちはだかる海賊達を蹂躙していくポルカ達は海賊立ち率いる女船長・ドルチェを打ち滅ぼし、見事にバロックの船に勝利をもたらすのであった。

その後、船がバロックの城下町に到着し、ポルカ達はバロックの城に招待されるのだった。そこで、船の長として立っていたクレッシェンドが、実はバロックの王子だという真実を聞いて一同は驚愕する。その日の夜に開かれた舞踏会では、ショパンは自身のピアノの腕を振るってその場にいた観客達を感動の渦へと誘うのであった。舞踏会を盛り上げてくれたショパンに礼を言うクレッシェンドは、その時彼にひとつの頼みごとをする。バロックはこれまでアンダンティーノを支援してきたが、これ以上の援護はできないとジルバに伝えて欲しいという内容だった。それに対して必ず伝えると引き受けるショパンに、傍らにいたクレッシェンドの婚約者であるセレナーデから戦争がいかに無意味で愚かなものとショパンに力説するのだが、彼女にはある秘密があった。

ひとまずアレグリット達が待っているとして、リタルダントへ戻ることにするポルカ達は、極寒のシャープ大雪山を越えた先、灼熱のワウ溶岩洞へと到着する。途中でピーとがぶつくさと文句を言っていたが、何とか溶岩洞を抜けることができたポルカ達は、その先がアゴゴの村だということに驚く。

まさかこんなところに繋がっていたのかと驚愕しているポルカたちだったが、突然彼女達の周りに無数の光るアゴゴが現れる。まさか本当に実在していたのかと某全する時間も無く、その場に光るアゴゴを探していたフーガに出くわしてしまう。光るアゴゴを見つけたお礼という、またしても理不尽な理由からポルカたちに襲い掛かるが、依然敗北したときとは違って、ポルカとショパンの二人は強くなっていたので、死闘を繰り広げながらも何とかフーガを討伐するのであった。一堂の先頭の様子を物陰から監視していたロンドは、ポルカの周辺を無数の光るアゴゴが優しく包み込んでいた光景を目撃して、ワルツに報告するため、急ぎフォルテ領に向かうのであった。

その頃、バロックのクレッシェンドの元に1つの伝書鳩が訪れていた。それはクラベスが最期の力を振り絞って飛ばした手紙であり、その内容とはクレッシェンドの婚約者でありセレナーデがフォルテのスパイであるというものだった。手紙の内容のことだと予想することもなく微笑みを向けるセレナーデにクレッシェンドは戸惑いを見せるのであった。

三島由紀夫は夢と転生の物語を…。

第5章 夜想曲

その頃のアゴゴの村では、サルサとポルカと別れたショパンとピートは、リタルダントの街でアレグリットと無事に再会を果たす。何とかもう一度会うことができて全員ほっと胸をなでおろすが、ショパンとピートにクラベスが殺されたこと、そしてそのクラベスがフォルテのスパイだったこと、さらにはファルセットがクラベスの死にショックを受けて失踪してしまったことをアレグリットに聞かされる。

突然すぎる展開にショパンとピートはクラベスが死んだことを悲しむ。そんな彼らの下に、リタルダントの教会の地下から妙な物音が響いてくるという噂が届くのだった。アレグリットは、たまたま現場に居合わせたパン屋のおばさんに、これまでの盗みの償いとして教会の地下へ様子を見に行ってこいといわれてしまう。盗みをしていたことは消せない事実のために渋々教会の地下へと潜っていく。そこへサルサ・マーチ・ビオラがアレグリットたちの元を訪れ、ポルカたちが海賊船を撃破してくれたおかげでバロックへの定期便が動くようになったと知る。ジルバがクレッシェンドとの面会のためにバロックに向かうとのことで、地下騒動はショパンとピートの二人に任せることにしたアレグリットは、テヌート村までポルカを迎えにいくことにした。その途中に寄った砂浜で、アレグリットは奇妙な形の石を見つけるのだった。

その頃ショパン達は地下から出ていた妙な物音がそこに住み着いてた魔物・ルートラーカーの仕業であることを突き止める。

ショパンたちの活躍によってルートラーカーは退治され、リタルダントに再び平穏の時が戻る。そしてその日の夜、テヌート村でポルカはいきなり崖から飛び降りると言い出す。その瞬間、アレグリットの脳裏にポルカが崖から飛び降りようとする映像が浮かび上がってきた。あわててポルカを静止するアレグリットにポルカは、本気ではなかったというのにどうしてここまで焦っているのか戸惑うが、心配して暮れたアレグリットに感謝の念を向けるのであった。ポルカはアレグリットに、なぜか昔から持っていた奇妙な形の石を見せて、この石が私の身代わりになってもらうとして、崖から石を投げ飛ばすのであった。その直後、アレグリットから今時分が捨てたばかりの医師を手渡される。アレグリット自身、初めて女の子に渡すプレゼントということもあり大事にしてくれというが、どうして今捨てたばかりの石を彼が持っているのだろうという謎が出てきて、ポルカは困惑を表情を隠すことができなかった。

その後定期便に乗ってアレグリット達はバロックに向かうのであった。その頃のバロックではずる場とクレッシェンドは今後バロックはどう動くべきかについて白熱した議論を繰り広げていたが、その中で自分のところにもとっくの昔にフォルテからのスパイが進入していたとジルバに打ち明ける。それが誰なのかというジルバの問いをはぐらかすクレッシェンドだったが、実はクラベスの伝書鳩が届く前からセレナーデがスパイであることは既に見抜いていたのだ。

少し時間をくれ、そうジルバに伝えて独りになるクレッシェンドはずっと物陰から様子を伺っていたセレナーデにクレッシェンドは知っていたという事実を告げ、それを聴いたセレナーデは涙を流すのであった。

アレグリットたちと再会したジルバはバロックの周辺を散策しないかという提案を受け入れて散歩をすることになったが、立ち寄った氷の神殿アリアの最上階で、突然現れたロンドがポルカの身柄をこちらに引き渡すように一向に強要してくる。そこへロンドがクラベスを殺した犯人と突き止めるため、行方不明となったファルセットが現れる。ファルセットに興味を持ったロンドはこちら側につかないかと勧誘するが、ファルセットは拒否したことにより二人は戦いの火花を撒き散らすのであった。激闘の末、ファルセットに敗れて八つ裂きにされたロンドは死亡する。

ジルバは勝手な行動を起こして皆に心配をかけたファルセットに平手打ちをするも、無事に帰ってきた彼女を受け入れたことでファルセットはジルバに抱きついて号泣するのであった。

ゲームでも夢を題材に物語が…。
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第6章 別れの曲

バロック城に戻ってきたアレグリット達は、城の宰相からクレッシェンドとセレナーデがいなくなってしまったと知らされる。二人は自分たちの身柄と引き換えにバロックへの侵攻を食い止めようとしているということに気づき、二人を止めるために後を追いかける。

ワープ装置を使ってトゥコーダ地下遺跡に到着した一向は、遺跡を突破した先にあった一軒の神社と強大な木があり、そこで一人の老婆が待ち構えていた。老婆はポルカがここに来たのは『今回も』滞りなく予定通りであり、『前回も』ここでポルカと一度会っているという、意味深な言葉を告げるのであった。そしてポルカに神社のおみくじを引くよう要求して、必ず大凶を引くから『チェロの木』に結わえるようにと言う老婆。ポルカの運命は、例え本人がそれを知っていたとしても、もう変えられない運命だということも告げる。やる前から既に決まっているという老婆の物言いを聞いて、ポルカは不快感を隠すことはできなかった。釈然としないながらもおみくじを引いたポルカはその中を見て驚愕してしまう。そんな彼女をよそに、今までそこにいた老婆は掻き消えるように姿がなかった。たかが願掛け、気にすることはないというファルセットの言葉とは裏腹に、ポルカはこの先へ進むには覚悟を決めなけばならないとして、皆を促すのであった。

ロック山でジルバが、自分はかつてここの炭鉱で、鉱封薬の材料の採掘のために強制労働ををさせられていたこと、それに耐えかねて仲間と共にフォルテに反乱を起こしたこと、そしてそのせいで多くの仲間が殺されてしまったことをアレグリットたちに打ち明けるのだった、ジルバは今の自分を見て仲間達は納得しているのだろうかという、不安に駆られていた。だが感銘に浸っているときではないとして、その場は急ぎ頂上へと目指すのであった。

やがて頂上に着いた一行は、そこでクレッシェンドとセレナーデを発見する。自分がフォルテに捕虜としていけば少なくともバロックが攻められることはないと考えているクレッシェンドに対して、そんなことはないとして彼の甘い考えを真っ向から否定するジルバに対して、セレナーデも、クレッシェンドは命にかけて守ると語る。

そこへ、大群を引き連れて突如として現れたワルツとその側近であるレガートはポルカの身柄を引き渡すように要求するのであった。既にクレッシェンドたちには興味の欠片を持っておらず、ポルカ一人が犠牲になれば誰も傷つくことはないと脅迫する。彼女を守ろうとするアレグリットたちであったが、ポルカは覚悟を決めてワルツの元へ歩み寄った。そのとき、レガートの持つアゴゴが突如として輝きだし、それを鉱封薬に混ぜた瞬間、そこからどす黒い煙が立ちこめるのであった。予想通りの展開になったことでワルツは約束など反故にして大群を持ってアレグリットたちを攻撃し始める。約束が違うと叫ぶポルカを黙らせるワルツに、アレグリット達は圧倒的な勢力差にも関わらず立ち向かうのであった。ワルツの剣術に、魔物の大群を前にして窮地に追い込まれるが、壮絶な死闘の末にポルカの救出に成功するアレグリット達が、遂にワルツを討ち取ったのである。

これで全てが終わる、そんな安寧とした想いが流れたとき、後ろ盾を失ってしまったレガートは焦り、最後の手段としてある行動をとった。

先ほど作った合成鉱封薬を飲み干し、レガートはその強烈な効果に苦しみ出して精神が崩壊し、巨大な魔物の姿ルインボディと化す。唖然とするアレグリットたちであったが、レガートは衝撃波を放ち、そのあまりの威力に一同は吹き飛ばされてしまうのだった。